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測量野帳のちょこっとカスタマイズ~地味な進化を自分で起こす~

文房具 ノート・手帳

測量野帳のちょこっとカスタマイズ
測量野帳のちょこっとカスタマイズ 全 5 枚 拡大写真
 画期的な新機能や華々しさはないけれど、地味に進化している定番文具を取り上げるこのコラム。これまでは作り手である文房具メーカーによる工夫の数々に注目してきたが、今回は少し視点を変えて、文房具を使う立場にある自らが起こせる「進化」について考えてみたい。

◆「何かが足りない」そのとき、どうする?

 お店で出てきたラーメンが、おいしいのだけどひと味足りないなぁ、という状況を想像してみてほしい。カウンターには、ニンニク、ネギ、紅ショウガ、辛味噌、すりゴマ、お酢、塩、コショウなどが並んでいる。さあ、あなたならどうする?

 ほとんどの人は、自分の好きな薬味や調味料を使って味を調節する、と答えるのではないだろうか。何を当たり前のことを、と言われるかもしれない。しかし、文房具ではどうだろう。「ここがもう少しこうだったらなぁ」と思いながらも、そのまま使い続けるという人、案外多いのではないだろうか。

 もしかすると、文房具の「カスタマイズ」には特別な道具や技術が必要だ、というイメージがあるのかもしれない。でも文房具だって、ラーメンに薬味を加えるように、市販のモノをちょこっと組み合わせるだけで、ぐっと自分の好みに近づけることができるのだ。

 今回はコクヨの定番文具である<測量野帳>を題材に、そんなちょこっとカスタマイズの実例を紹介しよう。

◆そもそも「測量野帳」って?

 測量野帳は立ったままでも書きやすく、耐久性にすぐれた硬い表紙と、薄くて軽くて携帯しやすい絶妙なサイズが売りのノートだ。もともとは測量業務のために作られたが、その特徴がメモ帳としても便利だということで、いつのまにか一般の人々にも広がった。かくいう私も「ヤチョラー」と呼ばれる愛用者の一人。ネタ帳として、文字通り肌身離さず持ち歩いている。

 そんな測量野帳だが、測量業務のプロではない私がメモ帳として使うには、「もっとこうだったらいいのにな」と思うこともなくはない。ペンホルダーがなかったり、カバンにそのまま入れると中で開いてしまったり、また女子が使うには見た目がちょっと渋かったりする。このあたりを自力でなんとかしてやろうというのが、今回のカスタマイズの狙いである。
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《ヨシムラマリ》

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