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相手を動かすプレゼンの終わり方~最後の一言を決めておこう~

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プレゼンの目的は「相手の心を動かすこと」。与えられた時間内に自分が用意した内容を説明することではありません。
プレゼンの目的は「相手の心を動かすこと」。与えられた時間内に自分が用意した内容を説明することではありません。 全 6 枚 拡大写真
 こんにちは。[コクヨの研修]スキルパーク、シニアトレーナーの下地寛也(しもじかんや)です。

 今回は、「1分間プレゼン」の18回目。意外と準備が手薄になりがちな「プレゼンの終わり方」についてお話ししたいと思います。

◆「時間なので終わります」と言っていないか?

 人のプレゼンを聞いていて、残念なのが「以上で説明を終わります」「時間になりましたので終了させていただきます」といったセリフで終わるパターンです。

 プレゼンの目的は「相手の心を動かすこと」。与えられた時間内に自分が用意した内容を説明することではありません。これでは、聴き手の興味は引けません。相手も検討することを“終える”でしょう。

 大切なのは、最後の一言で相手の背中を押すことです。しかしながら、いきなり気の効いたセリフを思いつくわけではありませんので、あらかじめ終わり方を決めておくことが重要です。


◆相手の行動を促す3つの終わり方

 プレゼンの最後は、相手が動きたくなるように持ってくるのが鉄則です。そのためにも3つのやり方を覚えてください。

(1) プレゼンの冒頭のコメントに立ち返る

 プレゼンの終わり方1つ目は、冒頭と同じことを、最後でもう一度言うというやり方です。

 たとえば、プレゼン資料の冒頭に「営業の生産性50%UP」と書かれたシートを用意し、「今日、お伝えしたいことは営業の生産性を50%アップさせるIT日報システムの導入プランについてです」と言っておきます。

 そして、いろいろな説明をした最後で、もう一度そのシートを見せて、「今日は営業の生産性50%アップさせるIT日報システムの導入プランのご説明をさせていただきました。ぜひご検討ください!」と言って終えるのです。

 こうするとプレゼンの入り口と出口がつながっていて、話がきれいにまとまります。

(2) 明るい未来をイメージさせる

 2つ目の方法が、プレゼンを採用した後に起きるポジティブな未来像を述べるやり方です。

「少しイメージしていただきたいのですが、この研修を実施した1年後には今は上手く行っていない部門間の連携が強化され、皆様の仕事もクリエイティブなものへとシフトしている。そのような未来に進むためにも、ぜひともご検討をよろしくお願いいたします」と言って終えるのです。

 実現してみたくなる未来像を示すことも動いてもらうための手法です。

(3) はじめにすべき具体的なアクションを述べる

 3つ目は、具体的なアクション(行動)を提示して、相手の決断・選択をしやすくします。

 「様々なお話をさせていただきましたが、ファーストステップとして取り組んでいただきたいのは現在の営業活動の棚卸し作業です。ムダを把握するだけで、業務改善は軌道にのっていきます。ぜひそこからスタートしてみませんか! よろしくお願いします。」と言って終えるのです。

 難しい内容でも、はじめの一歩を理解することで、聞き手の背中を押してあげるわけです。

 プレゼンの最後には、元気よく「ありがとうございました!」と言ってお辞儀をしましょう。そうすればたいていは拍手をもらえて、雰囲気よくプレゼンを終えることができます。

《下地寛也》

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