まなび、はたらきに小さな発見
文房具・雑貨・家具のニュース情報サイト

メモがとれる人間にあこがれて~文具自分紀行・その3

文房具 ノート・手帳

メモがとれる人間にあこがれて
メモがとれる人間にあこがれて 全 3 枚 拡大写真
◆メモの醍醐味は「見返す」ことにあり

 最後に、私が声を大にしてお伝えしたいのは、書いたメモはぜひ見返して欲しい、ということである。

 やはり人間、実益が感じられない習慣はなかなか続かないものだ。そこには、メモを見返すことで、先に述べた「目的」を自分に再認識させ、生きることの意義を日々自らに問いなおすとともに、メモをメモとして終わらせず、アイディアとしてのさらなる洗練を求め、クリエイティビティを高めて云々、などというもっともらしい理屈は一切ない。

 単純に、楽しいのだ。そう、メモを読み返すのは、めちゃくちゃ楽しい。

 何しろ自分が書いたメモというのは、自分にとって興味のあることしか書いてないのだ。しかも読み返すころにはたいてい忘れている。言うなれば、「誰かが自分のためだけに書いてくれたものすごくおもしろい本」みたいなものである。そして、「単純に楽しい」というのは、何よりも強力な「実益」である、と私は思う。

 すでにメモをとっている方、これからとってみようという方は、ぜひ「見返す時間」を持つことも意識してみて欲しい。そうするとメモをとるモチベーションもさらに上がるし、読み返したときにわかるように書くコツもつかめてくる。すべては「未来の自分をおもしろがらせるために」。それがメモをとる最大の醍醐味だといっても、過言ではないかもしれない。

ヨシムラマリ
1983年生まれ、神奈川県出身。会社員として働くかたわら、イラスト制作を手がける。日常の「あっ」という瞬間をイラストと文章で切り取るブログ「コロメガネ」を運営。また、文房具マニアとしてワークショップ、イベントでも活動中。

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4

《ヨシムラマリ》

この記事の写真

/

特集

PCサイト