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【小学生のノート力】ノートは黒板を写すだけでいい?…心が動いたことも書きましょう。

文房具 ノート・手帳

「心が動いたとき」のあいうえお。こんな気持ちになったらメモしよう!
「心が動いたとき」のあいうえお。こんな気持ちになったらメモしよう! 全 4 枚 拡大写真
 新学期になりましたね。新しい教科書にまっさらなノート。学生時代は、このまっさらなノートが本当に嬉しくて、今度こそはきれいに書くぞ!と気合も十分。文房具屋さんで買った新色のペンを何色も並べ、新しい1ページ目を書いていました。

 でも、それが1週間、2週間と時が経ってくるうちに、新鮮さは薄れ始め、思うように美しく書けないことでやる気をなくしたり、ぼんやりして授業を聞き漏らしたり。だんだんとノートの書き方が適当になっていき、最初だけ丁寧に書いてあるノートばかりが残ってしまうという……。ノートあるあると言ってもいいでしょうか。

◆一番多い授業ノートの悩み

 この季節は、どんな一年にしようかとワクワクした気持ちとあいまってやる気が湧いてくる時期でもあり、それと同時に、先生が変わったり、今年こそはと気合いが入ったりする分、ノートの書き方に一番悩む時期でもあります。

 これまでいろいろな学生さんのノートの悩みを聞いてきましたが、その中で一番多かったのが、授業ノートの取り方でした。復習の際に読み直してもよくわからない、テスト勉強に役立つノートにしたい、という子たちのノートを見せてもらうと、授業の黒板を写しただけのノートばかりでした。授業ノートは、黒板さえ写せばいいという思い込みがありました。

◆授業ノートは、授業を再現する

 見直したときにわかる授業ノートとはどんなノートか。やはり、授業の内容を思い出すことができ、ときにはそのノートを書いたときのクラスの雰囲気を思い出し、先生の解説が頭の中に流れ出すようなノートです。授業が再現されるノートとでもいいましょうか。そんな授業ノートを書こうとした場合、黒板を写すだけではやはり足りないのです。

 ちょっとここで授業が何で構成されているかを考えてみましょう。まず、先生が黒板に書く内容があります。「黒板の内容」です。次に、この黒板の内容を補足しながら先生は解説をしていきます。「先生の解説」です。授業は「黒板の内容」と「先生のお話」でできています。でも、実はそれだけではないのです。もう一つ、黒板を見ながら、先生のお話を聞きながらいろんなことを考えている自分がいます。

 授業は、1.「黒板の内容」、2.「先生の解説」、3.(授業を受けながら)「考えたこと」の3つで成り立っています。だから、授業ノートに、黒板に書いてあることだけを写しても、見直したときに授業内容を理解したり、思い出せるノートにはならないのです。授業を再現する授業ノートには、「黒板の内容」と「先生のお話」と「考えたこと」の3つのことを書く必要があります。
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《太田あや》

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