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キャンパスアートアワード・グランプリ受賞者インタビュー

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インタビューは和やかに進みました。
インタビューは和やかに進みました。 全 4 枚 拡大写真
 「My Sweet Home Town~地元のイチオシ~」をテーマに、中高生が描く地元のイチオシから日本全国の魅力を発見する絵画コンテスト「キャンパスアートアワード2017」の受賞作品が決定しました。

 今年で第3回の開催となる今回も全国から約1400作品の応募がありました。全応募作品の中から見事グランプリに輝いた埼玉県越谷市立中央中学校1年生の後藤杏菜さんに、作品「越谷のいい所」に込めた想いや制作の苦労話を取材してきました。

先生の前で記念撮影。ちょっと恥ずかしいですね。
先生の前で記念撮影。


--まずグランプリ受賞の感想をお聞かせください。

 受賞できたらいいな~となんとなく思っていましたが、まさか本当に受賞できてビックリしています。事務局から連絡をもらって、すぐに母親にメールで伝えたら「すごいね!」と喜んでくれました。

--今回キャンパスアートアワードに応募されたきっかけは何ですか?

 夏休みに名古屋の同じ年のいとこの家に遊びに行ったときに、誘われたのがきっかけです。

グランプリ作品「埼玉のいい所」
グランプリ受賞作品「越谷のいい所」


--作品のイメージはどうして決めたのですか?

 イメージはすぐに決まりました。越谷の特産品としてダルマは有名なのですが、越谷らしさを出すために、それ以外にもネギやチューリップ、クワイなど色々な特産品を入れて描こう!とすぐに思いついきました。小学生のときに地元の特産を勉強する機会があって、ダルマの生産工場の見学に行ったり、学校でクワイを育てたりしたのですが、それがすごく楽しかった記憶があります。越谷には、あまり知られていない特産品がいっぱいあるよ!ということが伝えたかったのです。

--ダルマの色合いや表情などがすごく細かな部分まで表現されていますが、何か参考にしましたか?

 ネットで越谷のダルマの画像をたくさん調べて、それを見ながら描きました。全体の構図についてもまず先にどんなダルマを一番多く描くかを考えてから、ネギやクワイやチューリップの配置を考えました。

--作品が完成するまでには、何日ぐらいかかりましたか?また、苦労した箇所などがあれば聞かせてください。

 たぶん2,3日だったと思います。下書きも1回で書き上げて一発勝負で完成させました。一番苦労したのは、イチゴの種の陰影をつけるところでした。アクリル絵の具と水彩絵の具を使い分けて影や艶の質感を出すために少しずつ色を変えたりしました。個人的には、ダルマの髭の細かな表現がうまく出来たと思っています。実は、筆を10本程度使い分けて描きました。

--審査員の間でも気になっていたポイントであり、受賞の決め手にもなったポイントが「愛」と書かれて目が入っていないピンク色のダルマなのですが、これには何か意味があるのでしょうか?

 そんなに深い意味があるわけではありません。制作途中で、全て同じ色のダルマだと面白くないな!と思って描きました。ネットの画像でたまたま見つけたダルマに「愛」の文字があったので参考にしました。

--ところで、後藤さんは美術部なのですか?

 中学校ではソフトボール部に入っています。小学校のときに漫画クラブでゆるキャラを描いたりするのが好きでした。実は、小学生の時には全国コンクールで銅賞をもらったこともあり、今でもたまに趣味程度に絵を描くことがあります。特にモノを写し書きするのが得意です。

--グランプリ作品はキャンパスノートの表紙になるのですが、構図を考えたりするときに、ノートのデザインとして意識されたことはありますか?

 ノートの表紙なので、ダルマの集合写真のように色んなダルマの顔が見えるように意識しましたが、正直言ってノートの表紙になることを強くイメージはしませんでした。でも、本当にノートになったらスゴイなあ~。

昨年のグランプリ受賞作品ノートに思いをはせる後藤さん。
昨年のグランプリ受賞作品ノートを手に思いをはせる後藤さん。


--キャンパスノートの表紙になったピンクのダルマに目を書き入れるのはどんな時がお勧めですか?

 ノートは勉強や受験など真面目なことに使って欲しいです。そしてダルマの目は、このノートを使い終わった時やこのノートを使って成績アップみたいな変化があった時に入れて欲しいです。


 インタビューは少し緊張されていた様子でしたが、時間が経つにつれて少しずつリラックスされて色々なお話をお伺いすることができました。「越谷は他県にはない色んな特産品があって良い所なんです!」と越谷への郷土愛を笑顔でお話しされていたのが印象的でした。このアワードを通じて、「地元のことをもっと調べて絵を描いてみたいと感じました!」とのこと。まだ中学1年生の後藤さん、ぜひ高校3年生まで6連覇目指して応募し続けて欲しいですね。


ココさん
毎月締め切りに追われ、思い通りの記事がお届けできていない気分に苛まれている崖っぷち編集員です。でも、読者の皆さんに少しでも楽しんでいただける記事を書こうという想いだけは負けていませんので、長い目でみてやってください。ちなみに、ペンネームは、愛犬(コーギーちゃん)の名前です。

《ココさん》

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