まなび、はたらきに小さな発見
文房具・雑貨・家具のニュース情報サイト

【1分間プレゼン12】これじゃあ絶対伝わらない。プレゼンにおける三大ダメ資料

こんにちは。[コクヨの研修]スキルパーク、シニアトレーナーの下地寛也(しもじかんや)です。

ピックアップ はたらく
プレゼンを聴いていて、プレゼンターが資料のどの部分について説明しているのか見失うという経験はないでしょうか。左下の表の説明かと思ったら、急に右上のグラフの話になっていた、下手をすると前のページに戻っていた、なんてこともあります。
プレゼンを聴いていて、プレゼンターが資料のどの部分について説明しているのか見失うという経験はないでしょうか。左下の表の説明かと思ったら、急に右上のグラフの話になっていた、下手をすると前のページに戻っていた、なんてこともあります。 全 7 枚 拡大写真
 こんにちは。[コクヨの研修]スキルパーク、シニアトレーナーの下地寛也(しもじかんや)です。

 今回は、プレゼンの「資料づくり」について取り上げます。 仕事柄、多くの人のプレゼン資料に目を通す機会があるのですが、「この資料では伝わらないなあ」と感じる資料はたいてい次の3タイプに分かれます。

 (1) 目線が泳ぐ資料(どこを説明しているのか見失う)
 (2) 盛り込みすぎ資料(いろいろ書いてあって理解できない)
 (3) 驚かせすぎ資料(色やアニメーションが多すぎ)

 それぞれどんな資料なのか、そうならないための方法も含めて、順番に見ていきましょう。

◆目線が泳ぐ資料

 プレゼンを聴いていて、プレゼンターが資料のどの部分について説明しているのか見失うという経験はないでしょうか。左下の表の説明かと思ったら、急に右上のグラフの話になっていた、下手をすると前のページに戻っていた、なんてこともあります。

 これが、「目線が泳ぐ資料」です。上司から「えっと、今どこを説明しているんだっけ?」と聞かれてしまう場合はこのパターンです。

 どうしてこんなことになってしまうのか。それは、話の流れ(シナリオ)よりも資料を先に作ってしまうことが大きな原因です。以前にもお話しましたが、プレゼンでは先にシナリオを考え、そのあとで資料を準備するのが鉄則です。必要な情報をパワーポイント上に仮置きしておくのはいいですが、何を言うのかを決めてから資料づくりは始めましょう。

◆盛り込みすぎ資料

 小さい文字で、とにかく何でもかんでも情報が入っているのが「盛り込みすぎ資料」です。様々なことを調べ上げてトコトン細かく分析し、全てを資料に盛り込んだ力作です。たしかに時間をかけて考えてくれたことは理解できますが、何が言いたいのかは伝わりません。

 この原因は主に2つあると思われます。ひとつは、質疑応答でいろいろ聞かれるのが怖いため、「念のためあれも入れておこう」「やっぱりこれも入れておこう」と情報がどんどん増えてしまうパターン。もうひとつは、チームのメンバーで分担して資料をつくったとき、若手メンバーの仕上げてきた内容がたとえ本筋から少し外れていたとしても、「あいつ遅くまでがんばっていたからな」とつい情けをかけて、リーダーがそれを採用してしまうというパターンです(実はこれ、よくあります)。

 細かい情報や枝葉の内容は、プレゼンとは別に「参考資料」をつくり、そこに入れるようにしましょう。
(次ページ「驚かせすぎ資料」とは)
  1. 1
  2. 2
  3. 続きを読む

《下地寛也》

この記事の写真

/

特集